
縮毛矯正をかけた直後にセルフでヘアカラーをすると「色が入りにくい」「すぐ抜けてしまう」と感じたことはありませんか?
それには髪内部の化学変化とキューティクルの密閉状態が大きく関わっています。
本記事ではそのメカニズムと、サロンでしかできない解決策をわかりやすく解説します。
縮毛矯正後にカラーが入りづらくなる理由

- 縮毛矯正剤に含まれるアルカリ剤が髪内部のシスチン結合を再構築し、薬剤通過の通り道が変わる
- 高温アイロンによるプレスでキューティクルが密着し、カラー剤が内部へ浸透しにくくなる
- 残留アルカリ・残留オキシが酸化染料の発色を妨げる
ご自宅で気を付けたいポイント

以下のホームケアは色持ちを左右する重要な要素です。
ケア項目 | おすすめ周期 | ポイント |
---|---|---|
弱酸性シャンプー | 毎日 | 残留アルカリを穏やかに中和 |
高保湿トリートメント | 週2~3回 | 髪内部に水分と油分を補給 |
紫外線カットスプレー | 外出前 | 褪色と乾燥を同時に予防 |
何を使えばわからない!という方は担当美容師におすすめを聞いてみてくださいね!
あなたの髪質に合ったケア用品を提案してくれますよ。
それでも色が入らない…美容室でできる3つの解決策

- 残留物質を除去するプレトリートメントで発色ブロックをリセット
- 低アルカリの酸性カラーやヘアマニキュアでダメージを最小化
- マンツーマン診断で薬剤濃度・放置時間を徹底カスタマイズ
施術タイミングの目安早見表

縮毛矯正からの経過 | 推奨カラー施術 | 注意点 |
---|---|---|
~1週間 | 施術NG | 薬剤反応が不安定 |
2~3週間 | 低アルカリ~酸性カラー | しっかり残留物質除去 |
4週間以降 | 通常カラーOK | ダメージレベルに応じて要前処理 |
上記を目安に縮毛矯正とカラーを併用してみてください!
また、髪のダメージや使用する薬剤によってオススメの施術タイミングが異なることもあるので、不安な場合は美容師と相談して決めましょう。
よくある質問

Q. 自宅用カラー剤でも問題ない?
A. 市販薬は薬剤パワーが一律のため、縮毛矯正毛にはリスクが高いです。必ずサロンで調合しましょう。
Q. 縮毛矯正と同日にカラーは可能?
A. ダメージと発色不良のリスクがあるため、事前に美容師のカウンセリングが必須です。
まとめ:カラーが入りにくいと感じたらプロに相談を

縮毛矯正毛は“繊細なバランス”で成り立っています。
誤ったセルフケアや施術タイミングの判断ミスは、色持ちだけでなく髪そのものの美しさを損なう原因になります。
当サロンでは、あなただけのカラー&ケアプランをご提案。
ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
ご予約はホットペッパーで承っております。